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2021.05.05

E-0108. WinWerth Volume Patch Selection検証用 CADの作成 — AK.T

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WinWerth Volume Patch Selection検証用 CADの作成
 
発行:エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp/
 
連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」
2021年5月5日号 VOL.108

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、
無料にてメールマガジンを配信いたしております。
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 
 
 
こんにちは。営業技術の田井野です。


皆様、GWはどのように過ごされたでしょうか。
コロナ禍のため、外出を自粛された方も多いかと思います。

我が家の場合、上の息子(小学2年)がドッジボールチームに入っておりまして、
お休みの日はドッジボール三昧です。GWも然り。
GWは息子のドッジボール観戦と、家でDVDでも見て過ごす予定です。

(このメルマガはGW前に書いております。)


長いお休みは、旅行にでも行きたいですよね。
気軽に外出できるよう、状況が改善することを切に願います。


さて、本題です。
今回の話題は、「WinWerth Volume Patch Selection検証用 CADの作成」、です。


Volume Patch Selectionに関しては、過去のメルマガでご紹介したことがあります。
https://www.sol-j.co.jp/mailmag/e-0084.html

CADを用いたWinWerh解析手法の1つです。

CADから必要な面を指定することで、指定した箇所のボリュームデータから
局所的に輝度勾配を計算し、形状の境界面を抽出してくれる機能になります。

主に複合品の解析に有効です。


この機能、お客様にお見せしたくても、できない事情がありました。
なぜなら、サンプルのスキャンはできても、
CADを持ち合わせていないので解析できないのです。

解析するのはいつも、お客様のデータです。
お客様にCADを提供して貰い、解析します。
勿論、他のお客様にお見せすることはできません!!


やっぱり、お見せできるデータが欲しいな、ということで、
複合品のCADを作成してみました。

対象のサンプルは、金属と樹脂で形成された一般的なコネクタです。
CADの作成は、フリーソフトのFreeCADを用いました。

簡易形状のCADを作成したことはあるのですが、
曲面を多数含む複雑な形状は初めてです。作成に苦労しました。

ソフトの操作を習得しつつ、スキャンデータからサンプルの形状を測定しつつ、
試行錯誤しながら、何とかCADとして形にすることができました。

作成したCADを用いて、Volume Patch Selection機能検証。
結果として、樹脂部のSTLデータが作成できました!!


デモにお越し頂くことが困難な世情ではございますが、
一連の解析操作を見て頂ける日が来るのを、楽しみにしております。


以上、今回は、「WinWerth Volume Patch Selection検証用 CADの作成」、
についてお話致しました。


それでは、今日はこの辺で。
最後までお付き合い頂き、有難うございました。


--
AK.T

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