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2017.11.15

E-0050. ボリュームデータ解析ソフトと産業用CTの展望 — MS

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ボリュームデータ解析ソフトと産業用CTの展望 
 
発行:エスオーエル株式会社 
https://www.sol-j.co.jp/ 
 
連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 
2017年11月15日号 VOL.050 
 
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 
X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 
無料にてメールマガジンを配信いたしております。 
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 
 
 
 
ごきげんよう。営業の佐藤です。 
 
 
先週は、ボリュームデータ解析用ソフトウェアの 
メーカーさんのセミナーに行ってきました。 
 
結婚披露宴が行われるような煌びやかなホテルの宴会場で開催され、 
普段なら二人のなれそめのVTRが投影されるであろうスクリーンに 
ボリュームデータが続々登場する様はなかなか不思議な感じでした。 
 
さて、TomoScopeにまつわるよくある誤解の1つに、 
「TomoScopeにはWinWerthというオリジナルソフトがあるから、 
他のソフトは使えない」というのがあります。 
 
声を大にしてお伝えします。 
TomoScopeでも、Werth社製以外の 
ボリュームデータ解析用ソフトウェアが使用できます!!!! 
 
TomoScopeが高精度寸法測定を可能にしている理由の一つに 
WinWerthというオリジナルのソフトを使用して測定を行うから 
というのがあります。 
 
一方で、多くの企業様では観察用のCTをすでにお持ちで、 
ボリュームデータ解析用ソフトウェアを使って解析をしていて、 
同じソフトで運用したいというケースも当然あると思います。 
 
この場合、公差の厳しい部分や幾何公差にはWinWerthを使って頂き、 
その他の部分はTomoScopeで取得したデータをすでにお持ちの 
ソフトウェアで解析して頂くという使い方も便利そうです。 
 
他の拠点とデータを共有するにしても 
その企業がよく使っているソフトウェアを使うと便利そうですね。 
 
 
先週のセミナー会場ではCTメーカ各社がショートプレゼンをされていました。 
 
450kVの装置から1MV級まで出力の大きなものをメインでご紹介されている 
企業様が目立ちましたが、各社いろいろと工夫をされているようです。 
 
また、ドイツの自動車メーカーさんで 
CTを使った非破壊検査に従事されているという方も、同社での 
CTの活用例や将来の展望についてプレゼンされていました。 
 
彼のプレゼンの中で特に印象的だったのが、 
「CTこそは全ての非破壊検査のリファレンス」というものです。 
 
非破壊検査というと超音波探傷や過電流探傷など様々なものがある中で、 
それらは欠陥がありそうだということがわかるだけであり、 
結局切断しなければわからない。 
そこでCTでデータ取得すれば、確認ができるというものでした。 
 
TomoScopeは非破壊検査専用のCTではありませんので、 
目指すところは少し違うのですが、共感するものがあります。 
 
また、CTのさらなる活用や発展を望む上で、直面する問題にも言及されていました。 
 
CTは内部構造まで見られるというのが大きなメリットなのですが、 
素材や大きさや形状によって、適切な測定条件が変わってしまうため、 
普遍的な基準や共通認識を持つのが難しいという課題です。 
 
例えばボイド検出にしても、ボクセルサイズを調整するだけで 
捉えられるボイドの数が変わってしまいますし、面積で評価するのか、 
体積で評価するのかなど、議論されています。 
 
また、CTや付随するPCの性能が上がれが上がるほど、 
データは重くなるので、いかに各拠点、はたまたワールドワイドで共有し、 
ものづくりにフィードバックをかけていくのかという点も考えねばなりません。 
 
(WinWerthでは通常STLデータを使って測定しますので、データは比較的軽いです!) 
 
 
と、問題山積みのように書いてしまいましたが、 
CTが持つ可能性が多岐にわたるからこそと言えるかもしれません。 
 
 
私たちエスオーエルは寸法測定用CTの分野で 
皆様と共に礎を築いていけたらと思っています。 
 
 
今週も最後までお読み頂き、ありがとうございました。 
 
それでは皆様、ごきげんよう。 


-- 
佐藤 

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