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2017.04.19
B-0048. 新TomoScopeデモ機設置とオプション機能のご紹介 — AT
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 新TomoScopeデモ機設置とオプション機能のご紹介 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの??」 2017年4月19日号 VOL.048 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ こんにちは。営業の高鍋鮎美です。 先週の木曜日から、いよいよ新しいTomoScope200デモ機の 立上げ作業が始まりました! 今週末で立上げ作業は完了し、 4月最後の週からサンプル測定やデモが出来る予定です。 現在ご依頼頂ければ、6月上旬の測定で調整させて頂きます。 最新機種での測定をご希望される方は、是非お問合せ頂ければ幸いです。 ※こちらのメールへのご返信か、HPよりご依頼下さい。 HPからのご依頼→ https://tomoscope.com/inquiry 因みに、現在も使用しているデモ機1号との違いはこのような感じです。 【1号機】 ・機種:TomoScope-HVcompact(中型モデル) ・測定可能サンプルサイズ:φ=約300mm、L=約300mm ・最大出力:225kV(反射型) ・検出器:1000 x 1000ピクセル ・測定精度:約4.5μm 【新しく入った2号機】 ・機種:TomoScope200(小型モデル) ・測定可能サンプルサイズ:φ=204mm、L=398mm ・最大出力:225kV(透過型) ・検出器:4000 x 2900ピクセル ・測定精度:約4.5μm ※写真はこちら 2台のポイントとなる違いは、 新しい装置ではX線管が透過型であることと、検出器のピクセル数です。 1号機のX線管は反射型タイプの為、 特に金属の測定では、電力(電圧x電流)を上げる為に X線のスポットサイズが大きくなりがちです。 スポットサイズが大きいということは、像がぼけてしまうので、 微小な形状を取得することが難しくなります。 その点、今回入った2号機では透過型のX線管を搭載し、 電力を上げてもスポットサイズはサブミクロンです! また、検出器も1号機の1000 x 1000ピクセルに対して、 2号機では4000 x 2900ピクセルと高分解能に対応しています! これまで必要な分解能を得る為に分割スキャンしていたサンプルは、 新しい装置の検出器で1回のスキャンで同等の分解能を得られれば、 測定時間の短縮に繋がります。 ひとまず仕様としての大きな差はこのようなところですが、 装置が立ち上がったら実際の測定データ等も比較して、 ホームページ上で見て頂けるようにしていきます。 来月のゴールデンウィークにTomoScopeのメーカーであるベアト社で 毎年恒例のセールスミーティングがあります。 また新しい機能・機種があるそうですので、近いうちにご報告させて頂きます。 今週も、最後までお読み頂いて、ありがとうございました。 -- A.T