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2010.09.20

B-0013. Werth職人こだわりのファイバープローブ — AT

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Werth職人こだわりのファイバープローブ

発行:エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp/

連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの?」
2010年9月20日号 VOL.013

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
三次元測定機やアプリケーション例などをテーマに、
無料にてメールマガジンとして配信いたします。

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先日、大阪で行われましたISMQCという国際学会で
Werth社の講演がありました。

その際にファイバープローブという
Werth社独自のプローブ技術についてご紹介し、
多くの方にご好評頂きました。ありがとうございます。

そこで、以前にこのメルマガでもご紹介した事はありますが、
今回改めて、ファイバープローブのお話をしたいと思います。
ファイバープローブは、
Werth社が自信を持ってお勧めする最先端プローブです!!

画像測定機を60年以上製造し続けているWerth社だからこその技術で、
通常の接触式プローブとは大きく異なります!

それは、しなやかに曲がるグラスファイバーで出来ているプローブ自身が
サンプルに接触した際にたわんだところを、
上からCCDカメラで撮影する、という測定方法だからです。

先端が光っているプローブと同じZ軸上にカメラの中心があります。

その為、プローブがサンプルに当たると、
カメラの中心からずれるので接触を認識します。
そのずれた距離を画像処理で測定する原理になっています。

この方法の利点は、

1.接触しても圧力がほとんど掛らない為、
 サンプルを傷つける心配がはるかに少ない事。
2.画像処理によって測定しますので、画像処理の高精度で測定出来る事。

現在、世界中でお使い頂いておりますが、
一番多く実績があるのは円筒の内部輪郭です。

プローブの長さもご要望によっては長く作る事ができますので、
深い筒でも大丈夫です。

最近で一番長いところで80mmまでは成功しました。

ドイツのWerth社にはファイバープローブ専門の職人が2名います。
彼らが毎日、手作業で1本1本作っています。

グラスファイバーを垂らし、バーナーで熱して伸ばすのですが、
この工程がなかなか難しいらしく、
数十本に1本しか納得のいく軸がぶれないプローブを作る事は出来ません。

それだけこだわりを持っていますので、私共も自身を持ってご紹介出来ます!! 


--
A.T

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