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2023.06.07

B-0122. 2023年 Werth Sales Meeting — A.T

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2023年 Werth Sales Meeting

発行:エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp/

連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの??」
2023年6月7日号 VOL.122

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 
X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などを
テーマに、無料にてメールマガジンを配信いたしております。

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こんにちは。営業の高鍋鮎美です。


先月のゴールデンウィークに4年振りにドイツに行き、
Werthのセールスミーティングに参加して来ました。

Werthでは毎年5月に本社があるドイツ、ギーセンにて
新しい装置や機能の発表会があります。

2020年から2022年はコロナ対策でWeb参加でしたが、
今年は久々に直接参加出来て、とても刺激的でした。


さて、今回も装置、ソフトウェア共に開発が進められていましたが、
特に日本でもニーズがありそうだなと思ったのは、
X線CT装置TomoScopeで金属・複合品サンプルを測定する際の
アーチファクト対策がまた一段階レベルが上がった事です!

TomoScopeは寸法測定用のX線CT装置で、
内部観察、欠陥検出、寸法測定、幾何公差測定、CAD解析などが出来ます。

CTの技術を使ってワークの内部を含めた膨大なデータを非破壊で取得し、
Werthの本業である画像処理や測定の技術を使って、
高精度に短時間で測定解析をします。


一般的にCTは金属単体やアセンブリ品をスキャンすると
アーチファクトと呼ばれるノイズが多く出てしまうので、
「樹脂サンプルには良いけど、金属が入るとCTは無理」という
印象を持たれている方も多くいらっしゃると思います。

その問題を解決すべく、
TomoScopeはこれまでもアーチファクトを低減させる開発を色々と積み重ね、
また今年、2つの改良された機能の合わせ技で、
コネクタ(樹脂+金属端子)の素晴らしいデータが取得出来ました!

※先週もご紹介しましたが、もう一度↓
 https://tomoscope.com/technical-information/artifact/MSP-CT


WerthにあるTomoScopeで実際にこのデータを見た時、感動しました!

金属端子が膨らんだり、隙間がつぶれてしまうところをかなり抑えた上で、
樹脂を鮮明に、ボイドもはっきり見えるようにデータ取得出来ています。


この機能は新しいWinWerth(TomoScopeの付属ソフトウェア)から搭載され、
あと2ヶ月前後で弊社のデモ機でも使える予定です。

特に複合品サンプルを開発、品質管理されているお客様には、
是非、弊社のデモ機で実際のワークをスキャンしてご評価頂きたいです。

 
今週も最後までお読み頂きありがとうございました。

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