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2018.06.06

B-0062. 番外編:【英語】前置詞の基本イメージ — AT

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番外編:【英語】前置詞の基本イメージ

発行:エスオーエル株式会社
http://www.sol-j.co.jp/

連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの??」
2018年6月6日号 VOL.062

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、
無料にてメールマガジンを配信いたしております。

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こんにちは。営業の高鍋鮎美です。


今回は久しぶりに英語について書いてみます。

少し前の話になりますが、Tropel社のセールスミーティングに行った時、
メーカーの者や各国の代理店の者が集まった場で、
あるTropelエンジニアが私のことを紹介する際に次のように言いました。

”She is a Sales manager for SOL.”

これを聞いた時に私は「え!”for”なんだ!」と思いました。

それまで自己紹介をする際、私は大体、
”I am a Sales manager at SOL.”と言っていたのですが、
ネイティブアメリカンが”for”を使っていたということは、
”for”の方が自然なわけで「何故だろう」とずっと頭に引っ掛かっていました。


結局、答えは分かりませんが、色々考えてみて自分なりの解釈は、
英語(特に米国人)は「自分は○○の仕事をしている」という意識が
高いのではないかと思っています。

”She is a Sales manager for SOL.”は直訳すると、
「彼女はSOLの為の営業マネージャーです。」となりますので、
彼女は営業マネージャーで、且つSOLの為に働いているというニュアンスかな
と個人的には思います。

一方で私が使っていた
”I am a Sales manager at SOL.”は直訳すると、
「私はSOLで営業マネージャーです。」となります。

日本語で考えると、こちらも良さそうにも思えますが、
「私はSOLという場で営業マネージャーです」と受け取ることも出来、
”for”に比べると営業マネージャーであることよりも
「SOLで(SOLでだったら)」のニュアンスが強く出るのかなと思います。

先程の”for”を使った際のニュアンスに対して”at”は、
「自分は○○で働いていて○○をしています」とも受け取れ、
組織の一員であることがより強く表現されている言い方なのかなと思います。
(あくまでも個人的見解です。)


しかしこのような事を考えていると、
英語は直接的な(曖昧さが少ない)表現が多い言葉だからこそ
ちょっとした単語の選び方によってニュアンスが変わり、
しかもそれが文化や人の価値観の違いも表現されているように思えて、
奥深いし面白いなと思います。


前置きが長くなりましたが、
今回はこのエピソードでより興味を持つに至った前置詞に関して、
特によく使われるat、on、inの3つを例に、単語が持つイメージを整理し、
ニュアンスの違いをを身に付けていきたいと思います。


では早速、まずはそれぞれが持つ基本のイメージから始めます。
(英文法の本の中には前置詞を簡単な絵を用いて説明している本もあります。
 イメージを掴むにはとても参考になります。)

【at】
・基本イメージ:点
・主な訳:~で、~に

【on】
・基本イメージ:何かの上に乗っている。何かに接触している。
・主な訳:~の上で、~の上に

【in】
・基本イメージ:周りを取り囲まれた場所。容器の中。
・主な訳:~の中で、~の中に


ここで大事なのはとにかく基本イメージを押さえることです。

”at”は「点」なので何か一点で指しているイメージです。
時間に対して使うことが多い前置詞ですが、「点」のイメージということは、
逆に言うと指している時間が長期の場合は用いられません。

例えば、
at 9:00am (午前9時に)、at noon (正午に)、at midnight (深夜0時に)、
at lunch time (昼食時に)、at the moment (現在)、at that time (その時)、
at night (夜に)、at first (最初は)

これらは全てスケジュールを「点」として意識されている場合です。

他にも、look at (~を見る)、be good at (~が得意)のように、
時間以外で用いられる場合の”at”も基本イメージは同じです。
”at”は「何か一つの点を指している」という基本イメージを押さえておけば、
納得しやすいのではないかなと思います。


次に、”on”についても同様に考えていきます。

”on”は「何かの上に乗っている」が基本イメージです。
先程”at”でご紹介した時間に関する表現で言うと、
”on”は以下のように日が意識される場合に使われます。

on Monday (月曜日に)、on June 6 (6月6日に)、on my birthday (誕生日に)

他にも”on”は進行中の事柄で使われます。
それは何かの動作の線上に乗っているというイメージから来るもので、

例えば、
on holiday (休暇中)、on vacation (休暇中)、on business (仕事で)、
on sale (売り出し中)といった具合です。

あとは勿論、物理的に何かに乗っている時も使われますので、
on the table (机の上で/に)、on a bicycle (自転車で/に)、
on a train (電車で/に)、on the bus (バスで/に)なども”on”の出番です。

※但し乗り物でも車のように空間が狭く囲まれている場合は
 ”on”ではなく”in”を使います。
 例:in a car (車で/に)


最後に”in”についてです。

”in”の基本イメージは「周囲を取り囲まれた場所。容器の中」です。

時間に関して表現する際、”in”は時間に幅がある場合が該当します。

例えば、
in the morning (午前中)、in that week (その週に)、in July (7月に)、
in 2018 (2018年に)、in summer (夏に)、in my life (私の人生で)


あと先程”on”の時に少し触れましたが、
乗り物では空間が小さく囲まれている場合には”in”が使われます。

in a car (車で/に)、in a taxi (タクシーで/に)

ただし電車など空間が大きく、乗る場合なら”on”を使うような単語でも、
「その電車という箱の中」というイメージで使う場合は”in”が使われます。

I left my bag in the train. 電車(の中)にカバンを忘れた。



このように各前置詞が持つ基本イメージを掴めれば、
記憶や暗記だけに頼らなくても、使えるフレーズを増やしやすくなります。

今回は代表的な3つで、時間や乗り物をメインに整理してみましたが、
前置詞の種類や使われ方は、もっともっとありますので、
もしご興味のある方は基本イメージも含めて整理されることをお勧めします。

すると、電車でいつも聞こえてくる
This train is bound for ○○. (この電車は○○行きです。)
というアナウンスも、何故”to ○○”ではなく”for”なのかすっきりします!


今週も、最後までお読み頂いて、ありがとうございました。 


--
A.T

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