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2017.10.04

B-0054. 番外編:【英語】関係代名詞の使い方 — AT

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番外編:【英語】関係代名詞の使い方 
 
発行:エスオーエル株式会社 
https://www.sol-j.co.jp/ 
 
連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの??」 
2017年10月4日号 VOL.054 
 
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 
X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 
無料にてメールマガジンを配信いたしております。 
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 
 
 
 
こんにちは。営業の高鍋鮎美です。 
 
今回は番外編の英語ということで、関係代名詞について、 
詳しく整理していこうと思います。 
 
関係代名詞とはwhoやwhich等を使って、2つの文章を1つにまとめる手法です。 
英文を書く際にどうしても短い文章しか書けない!という方は 
関係代名詞をマスターされると長くて格好良い文章が書けるかもしれません。 
 
では早速始めます。 
関係代名詞として使う単語は以下の7つがあります。 
 1.who: 人 
 2. which:人以外全て(動物等も) 
 3. that: whoとwhichの一部で置き換え可能 
 4. whose:所有格(~の) 
 5. where:場所 
 6. when: 時 
 7. why: 理由 
 
この中でややこしいのが1~3(who, which, that)だと思いますので、 
今回はこれら3つを整理します。 
 
1.who: 
関係代名詞とは、先にも書きましたが2つの文章を1つにまとめる手法です。 
whoを使ったまとめ方には大きく2分類あります。 
1つが、主語をwhoに置き換える場合、もう1つが目的語をwhoに置き換える場合です。 
 
【whoで主語を置き換える場合】 
例えば以下の2つの文章があったとします。 
 ・I know Mr. Tanaka.(私は田中さんを知っています。)  
  ・Mr. Tanaka lives next door.(田中さんは隣に住んでいます。) 
 
ここでは、Mr. Tanakaという人物が共通しています。 
且つ、2つ目の文章でMr. Tanakaは主語の役割をしています。 
これをwhoで置き換えることで、1つの文章にまとめます。 
 ・I know Mr. Tanaka who lives next door.  
  (私は隣に住んでいる田中さんを知っています。) 
 
※後にも書きますが、この場合のwhoはthatで置き換えることも可能です。 
 但し省略は不可です。(×:I know Mr. Tanaka lives next door.) 
 
 
【whoで目的語を置き換える場合】 
次に、以下の例文を見て下さい。 
 ・I know Mr. Tanaka.(私は田中さんを知っています。) 
  ・You met Mr. Tanaka yesterday.(あなたは昨日田中さんに会いました。) 
 
先程の文章と比べてみると、2つ目の文章で田中さんの位置が変わりました。 
今回はYouが主語で、Mr. Tanakaが目的語になっています。 
 
これらをwhoを使ってまとめると、このようになります。 
 ・I know Mr. Tanaka who you met yesterday. 
  (私はあなたが昨日会った田中さんを知っています。) 
 
※この場合のwhoもthatに置き換え可能です。 
 省略も出来ます。(〇:I know Mr. Tanaka you met yesterday.) 
 
ここでwhomは?と思った方もいると思いますが、 
調べてみたらwhomは例外を除いて最近ではほとんど使われていないそうです。 
 
例外というのは、決まったフレーズで、以下のような場合です。 
 ・To whom it may concern, (ご関係者様へ) 
 
 
2. which: 
whoを整理出来ればwhichは簡単です。 
同じことを人以外の場合で用いれば良いだけです。 
 
【whichで主語を置き換える場合】 
例えば以下の2つの文章があったとします。 
 ・I like stories.(私は物語が好きです。) 
 ・The stories have happy endings.(その物語はハッピーエンドです。) 
 
ここではstories(物語)が共通で2つ目の文章では主語の役割です。 
その為、これらをまとめると次のようになります。 
 ・I like stories which have happy endings. 
  (私はハッピーエンドの物語が好きです。) 
 
※whoの時と同じで、この場合のwhichはthatにしても良いですが、 
 省略は不可です。(×:I like stories have happy endings.) 
 
 
【whichで目的語を置き換える場合】 
次に以下の文章をまとめる場合です。 
 ・I like stories.(私は物語が好きです。) 
 ・You wrote the stories.(あなたがその物語を書きました。) 
 
ここでは2つ目の文章のstoriesが目的語になっているので、 
まとめるとこのようになります。 
 ・I like the stories which you wrote. 
  (私はあなたが書いた物語が好きです。)  
 
※ここでもwhoの場合と同様に、whichはthatに置き換え可能で、 
 且つ省略も出来ます。(〇:I like the stories you wrote.) 
 
 
3. that: 
ここまでwhoもwhichもthatに置き換え可能とお伝えしてきましたが、 
全く同じということではなくて、ニュアンスはthatの方が柔らかく、 
ネイティブはむしろthatを好むようです。 
理由は、whoやwhichはピンポイントで指している印象が出てしまうので、 
2つにまとめた事が強調されて聞こえる為だそうです。 
 
では、これを踏まえてwhoやwhichではなく、thatが圧倒的に好まれる場合 
があるので以下に整理します。 
 
【thatが圧倒的に好まれる場合】 
「whoやwhichはピンポイントで指している印象」と言いましたが、 
逆に言うと、「既にピンポイントで指されているもの」や 
「選ぶ必要のないもの」にはwhoとwhichよりthatを使うことが一般的のようです。 
 
例としては、the only, the first, 最上級などの既に1つ選ばれた名詞や、 
all, every, any, noなどのもう選ぶ必要のない名詞が該当します。 
 
例文です。 
 ・This is the only book that I have now.(これが今私が唯一持っている本です。) 
 
これは、 
 ・This is the only book.(これが唯一の本です。) 
 ・I have this book now.(私は今この本を持っています。) 
という2文をthatを使ってまとめた文章で、2つ目のthe bookが目的語なので、 
文法上では、 
 ・This is the only book which I have now. 
でも正解ではありますが、「the only」が入っているので、whichよりもthatの方が 
好ましいということになります。 
 
 
ここまで書くと、「全部thatを使えば良い!」と思われると思います。 
残念ながら、そうはいかず、 
thatでは駄目でwhoかwhichを使わなけばならない場合もあります。 
それがカンマ(,)が出てくる時です。 
 
【thatが使えない場合】 
以下のようにカンマの後ろではthatではなく、whoかwhichを使います。 
 ・Mr. Tanaka, who lives next door, is my friend. 
   (隣に住む田中さんは私の友人です。) 
 
 ・The stories, which you wrote, became famous. 
   (あなたが書いたその物語は有名になりました。)  
 
 
長くなってしまいましたが、おそらくこれで関係代名詞who, which, that 
に関するポイントは網羅できたと思います。 
特に省略出来るかどうかは、気にしながら英文を読むと良さそうです。 
 
 
 
最後に現在開催中の展示会のお知らせです。 
 
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◎展示会情報◎  
 
・測定計測展  
   日程:10/4(水)~10/6(金)  
   会場:インテックス大阪 5号館 17-2   
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今週も、最後までお読み頂いて、ありがとうございました。 


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A.T

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