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2015.05.20

B-0026. Werthセールスミーティング 2015 — AT

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Werthセールスミーティング 2015

発行:エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp/

連載「高鍋鮎美の三次元測定機って何なの??」
2015年5月20日号 VOL.026

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
干渉計による精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、
無料にてメールマガジンを配信いたしております。

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こんにちは。


今回は4月末にドイツのWerth社でセールスミーティングがあり参加して来ましたので、
そこで得た最新情報を織り交ぜながらTomoScope(X線CT装置)のご紹介をしたいと思います。


【導入実績】
直近では日本、中国、台湾などのアジアで販売台数が伸びてきているようです。
業界としては医療分野、自動車部品関連が多く、金属や複合材のサンプルが大半です。


樹脂単体に比べて金属もしくは金属が混ざった複合材は、測定にノウハウが必要です。

CTをご評価された方は「アーチファクト」という単語は聞いた事があるかもしれませんが、
アーチファクト以外にも、どの材質のフィルターをどれ位の厚みで噛ますかや、
測定中の位置ずれを防ぐ為に、どうサンプルをセットするかなど、
少しの差がデータの鮮明さ、あるいは寸法測定の精度においては大きな差になります。

Werth社ではTomoScopeを始めて10年位になりますが、今でも2~3ヶ月に1つは新しい機能を
開発していて、より高性能なX線CT装置を目指して取り組んでいます。

以下はセールスミーティングで紹介されていた新機能の一部です。


【新たな解析機能】
・Drift Correction:繊維解析など高い分解能が必要な測定で便利な機能とツールです。
          測定中の微小な位置ずれやスポットサイズの変化がノイズ成分になり
          データがぼけてしまう対策として作られました。

・Airtifact対策:金属をスキャンすると必ず出てくる問題ですが、
         低減させる機能が新たに3種類加わりました。

・Filter機能:ノイズを低減させるフィルターや取得したSTLデータをきれいに見せる為の
       フィルター等、お客様のご要望を受けて機能を充実させています。


ハード面からも300kVの透過型X線管がリリースされたり、2種類のX線管を搭載出来るようになったりと、
より広がりを持った選択肢の中からお客様にとってのベストな仕様を作り上げていけるようになりました。

選択肢が多いという事は、情報が多くて複雑に感じてしまうかもしれませんが、
大まかに言って以下の内容を基に仕様の組み立てをしています。


①最大X線出力(kV)
 →130kV, 150kV, 190kV, 225kV, 300kV, それ以上, の中から選びます。
  X線管にも種類がありますので、最大kVとスポットサイズの両方を考慮します。

②最大サンプルのサイズ
 →X線出力に応じて同型の装置でも測定可能最大サイズが変わります。
  TomoScope200(小型で一番実績の多いタイプ)で載るかそれ以上が必要か決めます。

③必要な分解能
 →どこまでサンプルをX線管に近づけられるかとその時の視野と分解能を計算します。
  もしより高分解能が必要な場合は次の④です。

④分解能を上げる為の選択肢
 →ラスタートモグラフィー:分割スキャン
  ROI:局所的に一部だけ高分解能でスキャンする
  検出器:1000x1000(標準)から2000x2000や4000x4000にする
  
⑤オプションソフト
 →Drift Correction
  Volume Cross Section
  Werth社製以外のソフトを併用するか
  
⑥マルチセンサー式
 →CT以外にタッチプローブなどの必要なセンサーを載せる事も可能です。
  もしCTだけでは不十分な場合は他のセンサーをご相談して選びます。


大体この辺りをお話を伺いながら決めていき、実際にサンプル測定になった場合には
測定条件を最適化していきます。

ここのところ弊社で測定させて頂いているサンプルは、微細な形状であったり、
ノイズの影響が出やすい材料であったりと測定側からすると難しい製品が多いので、
なるべくベストなデータを出せるよう工夫改善しながらやっています。

有難いことにTomoScopeのサンプル測定は現在1ヶ月半待ちという状況ではありますが、
もし測定のご要望がありましたら、お気軽にお問合せ下さい。



今週も、最後までお読み頂いて、ありがとうございました。


--
A.T


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