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2009.08.20

A-0001. 新製品TomoScope — TT

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新製品TomoScope

発行:エスオーエル株式会社
https://www.sol-j.co.jp/

連載「X線CTで高精度寸法測定!?」
2009年8月20日号 VOL.001

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、
無料にてメールマガジンを配信いたしております。

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この度、新連載ということで、「X線CTで高精度寸法測定!?」を立ち上げました。

X線CTで高精度寸法測定と聞いて、読者の方々の反応は様々かと思います。
  ① X線? CT? 何のこっちゃ?
  ② へー、おもしろそうだな。
  ③ X線CTはよく知っている。俺に任せとけ。
  ④ X線CTで計測? そりゃ無理でしょう。
  ⑤ ほー、今活発になりつつある話題だな。

今まで、装置を紹介させて頂いた方々の感想を多少デフォルメして並べてみました。
もちろん、他にも違う感想はあるかと思います。

①~⑤のタイプ別分析と、そういう方々へのメッセージは、後に回して、
ひとまず、私共の提供する装置をざっくり紹介致します。


装置名 : TomoScope
装置分類: 三次元測定機(マルチセンサ式)
測定原理: X線CTスキャン
最大出力: 130kV, 150kV, 190kV, 225kV, (450kV) から選択
測定精度: 4.5um
製造元 : ドイツ ベアト(Werth)社


埼玉県戸田市の弊社デモルームにデモ機が御座いますので、
興味がお有りの方は、是非お問い合わせ下さい。

私共 エスオーエルは、長年、干渉計による表面形状測定技術をご提供してまいりました。
お客様のご要望を比較的容易に満たせる場合も御座いますが、
ときには、光学の原理にまで深く考察を掘り下げたアプリケーション開発や
干渉計製造元のアメリカTropel社とのソフト/ハード開発も手掛けてまいりました。

X線CTによる三次元形状測定も、現場からの様々な要望を満たすためには、
アプリケーション開発が必須となってきます。
弊社でこれまで培ってきた、測定に対するアプリケーション開発のノウハウを活かし、
これからもお客様の企業活動に貢献していきたいと考えております。


さて、

感想①を持たれた方:
X線やCTについてほとんど知らない方でも、
病院で体を輪切りにして内臓や病変部を見る装置はご存知の方が多いはずです。
基本原理は、あれと同じようなものです。
TomoScopeは、そこから得た情報をもとに、サンプルの形を測定する装置と思って下さい。
X線(レントゲン線)を使うので、内部形状も測定できるという特長があります。

感想②を持たれた方:
おもしろいです。是非、お問い合わせ下さい。
②の方は、「X線」「CT」「高精度」「測定」のどれに興味を持たれたかで、
タイプが違うと思います。
実際に測定にかけてみたいサンプルをお持ちでしたら話が早いです。
また、本連載を今後とも読んで頂ければ、ピンと来る情報があるかもしれません。

感想③を持たれた方:
タイプはいろいろ分かれるようです。
a) X線CTの研究開発に実際携わっている方。過去に携わっていた方。
  → 本当によくご存知の方は、③④⑤のいづれかになるようです。
b) 計測用以外のX線装置をお使いの方。(欠陥、傷検査用や、物性解析用など。)
  → 計測目的でX線CTを用いるのは、実は簡単な技術ではないのです。
  → 是非、何が問題で、今どのような進歩があるのか、お伝えしたいところです。
c) X線CTを計測目的で、よくお使いの方。
  → 本当に問題意識のある方は、③ではなく、②④⑤になるのではないでしょうか。
  → 精度や時間、手間を気にしない方は、③かもしれません。

感想④を持たれた方:
a) 今までのX線CTの問題点をよくご存知の方だと思います。
  → (冷やかしでなければ、)新技術に興味を持って頂けると思います。
b) または、X線CTで計測はできないと先入観があるのではないでしょうか。
  → 計測が困難だったのには、ちゃんと理由があり、克服する研究開発は続いています。

感想⑤を持たれた方:
学会や標準化関連でお目にかかった方もいらっしゃるかもしれません。
または、リバースエンジニアリング等で情報収集をされている方かもしれません。


いずれのタイプの方々にも、興味を持って頂けるメルマガ連載を目指していきますので、
今後とも宜しくお願い申し上げます。


尚、今までの連載メルマガも、連載「知って得する干渉計測定技術!」として
続けていきますので、宜しくお願いします。


--
高野智暢

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