連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 定期点検の周期は? 発行:エスオーエル株式会社 https://www.sol-j.co.jp/ 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2021年4月28日号 VOL.107 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ こんにちは。 私は営業技術グループで、 三次元測定機 (CMM) を担当しております。 お客様にお会いする機会に定期点検がありますが、 昨年からコロナの影響で件数が減っており、 寂しく感じております。 ところで、不要不急の人の出入りを減らしたい昨今、 点検は不要不急として減らせるのでしょうか。 これは、そもそも点検をどのような周期で行うべきか? という問題です。 本日は、この問題について書きたいと思います。 --- 結論から書きますと、 弊社や Werth 社は点検周期を定めておりません。 測定結果の用途と技術的根拠を考慮して、 お客様にて決めて頂くものです。 弊社からお伝えできるのは、(1) 精度を維持する技術と、 (2) 精度が狂ったことに気付く技術があります、ということです。 まず、(1) 精度を維持する技術とは、「1. 良い温度環境」と 「2. 清浄な空気」の中に装置を設置することです。 以上が満足していれば、 あとは一般的なサーボ系の寿命に従うと期待できます。 温度環境が悪いと、三次元測定機に取り付けられたスケールが 伸び縮みしてしまいます。 スケールだけでなく、ボディも伸び縮みしますので、 組み付けに不可逆変化が起これば軸の直交度が悪くなり、 精度が悪くなります。 また、空気に汚れがあると駆動部のグリスにゴミが絡む等が起こり、 だんだんと滑りが悪くなり、高精度位置決め支障が出てきます。 次に、(2) 精度が狂ったことに気付く技術です。 これは、日常点検に適したサンプルを用意することが有効です。 そのようなサンプルの要件には、 - 温度や経年劣化が小さいこと - 測定が簡単で人によるばらつきがないこと - 本番のサンプルに近い測定になること 等があげられます。 そのようなサンプルが用意でき、良い頻度で測定記録が残せれば、 測定値にトレンドが見出されたり、地震や空調のアクシデント による不連続があったときに心強いと考えます。 そのような取り組み自体が、お客様に蓄積された技術として 信頼されるのだろうとも思います。 --- 実際のところ、点検周期は技術的根拠だけでなく、 お取引先への説得力も考慮されると思います。 弊社としては、技術的なご相談についてお役に立てるよう、 精進します。 良い装置ですので、より良く運用して頂けたら幸いです。 最後までお読み頂き、ありがとうございました。 -- Y.I ●┳┳┳●━━━━ 連 絡 先 ━━━━━━━━━━━━━ ┣╋╋○ エスオーエル株式会社 ( SOL ) ┣╋○ 〒335-0012 埼玉県戸田市中町1-34-1 ┣○ Tel: 048-441-1133 Fax: 048-445-1678 ● Email: sales@sol-j.co.jp Web: https://www.sol-j.co.jp    --デモ測定を承ります-- 詳細は上記Webサイトまで

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