連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ TomoScopeのキャリブレーション (Scalib) 発行:エスオーエル株式会社 http://www.sol-j.co.jp/ 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2019年11月20日号 VOL.085 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 皆さん、こんにちは。 営業技術の張です。 今回はTomoScopeのキャリブレーションについて話します。 TomoScopeは一般的な三次元測定機と同様に、測定前に機器の 系統誤差を補正するために、キャリブレーションを行う必要があります。 TomoScopeのキャリブレーションはScalibと言います。 ScalibはSensor calibrationの略称です。 では、どうしてこのキャリブレーションが必要なのか、説明します。 実際にX線の光源位置は、使用温度の変化やターゲットの状態等 によって僅かな変動があります。 それによって、光源から検出器までの距離や光源から回転軸中心 の距離、入射角度も微妙に変わります。 そのままで測定すると、誤差の原因になります。 そのため、まずは、測定前に安定な光源位置となるように、 X線を一定時間出す暖機と言うプロセスが必要です。 暖機後正確な光源位置を見つける為にScalibが必要になります。 Scalibは光源位置、回転軸の中心位置、検出器の中心位置を 同じ直線上に並べるように軸の位置を調整しています。 また光源位置がずれると、拡大率も変わっている為、 各視野に対して、Scalibする必要があります。 (拡大率 = 光源から検出器までの距離/光源から回転軸中心の距離) X線が安定的に出力すれば、この作業も実施する必要がない為、 基本的には測定前に一度実施すれば良いです。 良くあるパターンは、朝に暖機後、その日に使用可能な視野を全部Scalib すれば、それ以後のScalibが必要がなく、そのままで測定へ進めます。 Scalibは高精度な寸法測定を保証する為に、とても重要な役割を果たしています。 ぜひ原理を理解した上で活用するのが良いと思います。 それでは、今日はこの辺で。 最後までお付き合い頂き、有難う御座いました。 -- 張 ●┳┳┳●━━━━ 連 絡 先 ━━━━━━━━━━━━━ ┣╋╋○ エスオーエル株式会社 ( SOL ) ┣╋○ 〒335-0012 埼玉県戸田市中町1-34-1 ┣○ Tel: 048-441-1133 Fax: 048-445-1678 ● Email: sales@sol-j.co.jp Web: http://www.sol-j.co.jp    --デモ測定を承ります-- 詳細は上記Webサイトまで

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