連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ CTの選び方と質量吸収係数 発行:エスオーエル株式会社 http://www.sol-j.co.jp/ 連載「測定の新常識!?SOLがお伝えするノウハウ!」 2018年1月17日号 VOL.052 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 X線CTスキャンによる精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ごきげんよう。営業の佐藤です。 2018年になってから初めてのメルマガです。今年もよろしくお願い致します。 皆様は初夢はご覧になりましたか? 私は元日ではありませんが、お正月のお休み中に壮大な夢を見ました。 フェリーに乗ってどこかの島へ観光に向かっていたら 道中でとあるお客様ご一行に偶然お会いして 目的地の島では何故かお客様と一緒に妖怪退治に奮闘するというものです。 どんないきさつだったか、どんな妖怪だったのか全く覚えてないのですが、 今から考えるとアーチファクトの妖怪だったのでしょうか。 さて、弊社ではかねてより製造業ポータルサイトのイプロスを利用していますが、 今週からTomoScope XSの特設ページを掲載しています。 イプロス特設ページ(外部サイト) TomoScope XSの事例集と、寸法測定CTの基礎のハンドブック を差し上げておりますので、新年は何か新しい測定に挑戦してみたい!という 方もそうでない方も是非ご覧頂ければと思います。 ハンドブックではCTの選び方もご紹介しているのですが、 その中でも選定ポイントの重要なファクターの1つにどの程度の 出力(管電圧)が必要かというのがあります。 X線CTはX線を対象物に照射し、その対象物によって吸収され減衰した X線を光源と反対側に置いたセンサーで検出して透過画像を得て、その画像から 3Dに再構成します。 もし対象物が非常にX線を吸収しやすい材質でX線を吸収しきってしまうとすると、 センサーはX線を検出することができません。 そのため、対象物のX線の吸収しやすさ(透過しにくさ)を考慮して 出力を選ぶ必要があるのです。 CTの世界ではこのX線の吸収しやすさの指標を質量吸収係数と呼びます。 例えば金属は質量吸収係数が高く、X線が通りにくいと言えます。 逆に質量吸収係数の低いもので言うと樹脂があります。 例えば40mmの厚みのサンプルを鉄製と樹脂製で2つ用意します。 TomoScopeの場合、40mm鉄サンプルを透過するためには225kV以上必要です。 逆に40mm樹脂サンプルは100kV程度でも十分透過できます。 このように測定対象のサイズや材料が多岐にわたる以上、 産業用CTは多様化せざるを得ないと言えそうです。 反対に医療用CTはどうでしょう? 対象物は主に人体(まれに動物もあるかもしれませんが)となると、 人種や性別、体格など違っていても材質はあまり違いがないように思えます。 人体の組成の吸収係数を調べてみると、骨>筋肉>血液(水)>脂肪>肺(空気)だそうです。 そうなると、体脂肪率一桁のトップアスリートと体脂肪まみれの私では 透過しやすさが結構違いそうな気がします。 トップアスリートの方が透過しにくい一方で空気とのコントラストが高く、 肺は見やすいかもしれません。 一方、私の方は全体的にコントラストの低いもやっとしたデータになりやすいのでしょう。 医療機関でX線技師をされている方は人体への悪影響を最小限にすることや、 個々の体に合わせてベストな条件で撮像できるよう日々努力されていることでしょう。 TomoScopeは一般的に難しいとされる金属、または金属+樹脂などの複合品でも ご好評頂いておりますが、複合品でも組み合わせ、割合や大きさによって難易度は大きく変わります。 弊社でTomoScopeのデモ機を導入したのが2008年。今年で丸10年になります。 複合品用のオプションMSP-CTリリースからも1年以上が経ち、 ノウハウが蓄積してきてはいますが、今年も医療の世界に負けじと日進月歩してけたらと思います。 少々脱線気味でしたが、今週も最後までお読み頂いてありがとうございました。 最後に展示会情報です。 本日から3日間、東京ビッグサイトにて開催中の展示会に出展しております。 2018年最初の展示会、多くのメルマガ読者様にお会いできることを楽しみにしております。 それでは皆様ごきげんよう。 佐藤 ●┳┳┳●━━━━ 連 絡 先 ━━━━━━━━━━━━━ ┣╋╋○ エスオーエル株式会社 ( SOL ) ┣╋○ 〒335-0012 埼玉県戸田市中町1-34-1 ┣○ Tel: 048-441-1133 Fax: 048-445-1678 ● Email: sales@sol-j.co.jp Web: http://www.sol-j.co.jp    --デモ測定を承ります-- 詳細は上記Webサイトまで

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