連載「知って得する干渉計測定技術!」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 測定誤差の原因について 発行:エスオーエル株式会社 http://www.sol-j.co.jp/ 連載「知って得する干渉計測定技術!」 2012年8月30日号 VOL.061 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 干渉計による精密測定やアプリケーション開発情報などをテーマに、 無料にてメールマガジンを配信いたしております。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 皆様こんにちは! (( メルマガ登録会員の皆さまは、エスオーエル名物「○○○ごと」をご覧頂けます! )) 今回のテーマは『測定誤差の原因について』です。 まず、測定誤差の原因として考えられるのは、 ①温度による誤差 ②器差 ③視差 ④測定力による変形 ⑤測定物の支持方法による変形  など、沢山あります。 ①温度による誤差についてです。 物体の長さは温度変化で変わります。長さは何度の温度における ものなのか規定されています。現在、世界各国で採用されている 規定温度は、国際度量衡委員会で決議された『20℃』です。 20℃より高いもしくは低い温度で測定すると膨張係数の差により 誤差が生じます!温度変化による長さの変化量は、下記式により 求められます。  ΔL=L×α×Δt  ΔL:長さの変化量   L:物体の長さ   α:熱膨張係数  Δt:温度変化 測定する際、測定器と測定物を同じ温度下にすることも必要です。 温度差を無くすためには、材料にもよりますが、1時間くらいは 静置した方が良いかもしれませんね。 →FlatMasterの装置の温度スペックは下記の通りです。  ●18~24℃間で±1.0℃/時間 以内で制御● ②器差 測定器には正確な測定値を示して欲しいですよね。 しかし、多少の製作上の誤差を持っています。この誤差を器差と 言います。   器差=測定器の示す値-真の値 真の値:より精度の高い基準値をもっている物体 (ノギスでいうブロックゲージ) ③視差 ノギスやマイクロメータは目盛り面を見る角度によって読みとり 値が異なります。視線の方向により生じる誤差を視差といいます。 人為的な誤差です。 ④測定力による変形 測定子を測定物に接触させて測定する場合、測定力が掛かります。 測定物の端面に測定力を加えると測定物の全長はフックの法則に 従って収縮するそうです。 ⑤測定物の支持方法による変形 保持方法によって色々変形します。定盤にベタ置きすると定盤の 形状にならって変形したりします。支持ポイントをかえるとまた 違うように変形します。 ①~⑤の誤差だけでなく、まだ色々な誤差要因があります。 計測するのがどれだけ大変か、改めて思い知らされますね。 最後まで見てくださった方々、ありがとうございます! 次回のメールマガジンでお会いしましょう! -- F.N ●┳┳┳●━━━━ 連 絡 先 ━━━━━━━━━━━━━ ┣╋╋○ エスオーエル株式会社 ( SOL ) ┣╋○ 〒335-0012 埼玉県戸田市中町1-34-1 ┣○ Tel: 048-441-1133 Fax: 048-445-1678 ● Email: sales@sol-j.co.jp Web: http://www.sol-j.co.jp    --デモ測定を承ります-- 詳細は上記Webサイトまで

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