連載「ベアト三次元測定の世界!」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ TomoScopeの条件設定 発行:エスオーエル株式会社 http://www.sol-j.co.jp/ 連載「ベアト三次元測定の世界!」 2013年6月20日号 VOL.025 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 三次元測定機やアプリケーション例などをテーマに、 無料にてメールマガジンとして配信いたします。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ みなさんこんにちは! 前回のメルマガ配信以降、残念ながら泊りがけの旅行には行けませんでした・・・ ですが、日帰りで富士山に行ってきました! しかも、「はとバス」で5合目まで行き、周辺を観光するという楽チンルートです。 Corning Tropel社より技術者が来日したため、一緒に行ってきました。 さすが世界遺産!土曜日だったこともあり、バスは満席。 天気も良く、少し雪がかかった富士山を見ることが出来ました! 夏はとても混むそうなので、今のうちに行かれることをお薦めします! さて、今回のテーマはTomoScopeの条件設定についてです。 2011年8月20日号では簡単にご紹介しましたが、 それぞれの設定に関して、少しだけ詳しく(珍しく、式を用いて!)説明します。 ① ボクセルサイズ 造語で、ピクセルサイズの3次元バージョンです。分解能のことです。 TomoScopeのディテクタ(像を取り込む場所)は1000×1000のパネルです。 そこに、測定物の像をいっぱいに拡大して映し出すイメージです。 例えば、測定物のサイズが10㎜だとしたら、1辺10㎜が1000で割られます。 10÷1000 = 0.01mm = 10μm ということで、この場合のボクセルサイズは10μmです!とても簡単です! ② 管電圧を決める X線の強度を決定します。 測定物の材質によって、X線が通るか通らないか決まります。 例えば、プラスチックでしたら、190kVですと200㎜くらいまでの厚みのものを通しますので、 像を得ることが出来ます。 セラミックの場合は、190kVですと25㎜の厚さまでしか通しません。 ③ 管電流を決める 2013年5月20日号のメルマガにて、X線光源のサイズがボクセルサイズを超えると、 像がぼけてしまうことにつながるとご説明しました。 そのため、光源サイズはボクセルサイズより小さくしたいです。 以下のような式があります。 管電圧(kV)× 管電流(μA)= 電力(W)≒ 点光源のサイズ(μm) 10㎜の測定物を測定する際は、 点光源のサイズをボクセルサイズ10μmより小さくする必要がありますので、 上記の式より、管電圧190kVで測定する場合は、 10(μm) ÷ 190(kV) = 0.0526… となります。 従い、この場合の最適な管電流は53μAです! ④ 露光時間を決める X線透過像がちょうど良い明るさになるように、画像を見て調節します。 式は、次の通りです。 明るさ ∝ 管電圧(kV)× 管電流(μA)× 露光時間(sec) 明るさは、測定時間とトレードオフの関係にあります。 ⑤ スキャン時間を調整する 以下のような式があります。 測定時間(min)= 露光時間(min)× 取り込み回数 × スキャンステップ 取り込み回数、ステップ数を減らすと画質が低下します。 すべてがバランス良くなるよう、調整を行います。 長々とご説明しましたが、これらのような設定があります。 一度設定を決めてしまえば、似た形状のものを測定する際は、 同じ条件を使うことが出来ます。 もちろん、装置納品の際に弊社の技術員よりトレーニングがありますので、ご心配なく! 以上、TomoScopeの測定条件設定についてでした! 今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました。 来月は・・・・毎年恒例の伊豆に行く計画をしています☆ 下田でお魚三昧!そして、マリンスポーツ(?) 「海で泳ぐ&ボディーボード!」を行う予定で、とても楽しみです(^0^)/ また来月お会いしましょう! -- H.H ☆TomoScope専門サイトはこちら☆ ●┳┳┳●━━━━ 連 絡 先 ━━━━━━━━━━━━━ ┣╋╋○ エスオーエル株式会社 ( SOL ) ┣╋○ 〒335-0012 埼玉県戸田市中町1-34-1 ┣○ Tel: 048-441-1133 Fax: 048-445-1678 ● Email: sales@sol-j.co.jp Web: http://www.sol-j.co.jp    --デモ測定を承ります-- 詳細は上記Webサイトまで

測定機に関する理論や解析技術の情報発信として、定期的にメールマガジンを無料配信しています。メルマガにご登録頂くと、最新情報やWEB未公開の情報をいち早くお手元にお届けすることができます。

メルマガご登録はこちらから