連載「ベアト三次元測定の世界!」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ X線寸法測定機の光源 発行:エスオーエル株式会社 http://www.sol-j.co.jp/ 連載「ベアト三次元測定の世界!」 2013年5月20日号 VOL.024(☆祝2年☆) 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 三次元測定機やアプリケーション例などをテーマに、 無料にてメールマガジンとして配信いたします。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ みなさんこんにちは! (( メルマガ登録会員の皆さまは、著者の旅行記的なのをご覧頂けます! )) 今回はX線CT寸法測定機の光源についてご説明します。 最近、アベノミクス効果でしょうか、 様々な企業様や各都道府県の工業技術センター様より、 TomoScopeのお問合せをよくいただきます。 年度が変わったばかりにも関わらず、 こうした測定機の今年度の販売実績も出始め、 景気の上向きを感じる今日この頃です。 TomoScopeを日本国内で販売するようになってから約5年。 発売当初は、「X線で寸法測定?そんなの大丈夫?」 といった声が多かったのですが、 現在では「X線で寸法測定ができるんですよね?紹介に来てくれますか?」 といった感じです。 やっと知名度が上がってきました! ではなぜ以前はX線での寸法測定に懐疑的な声が多かったのでしょうか? それは、もともとX線は寸法測定ではなく、内部の欠陥検査に使われていたからです。 そのため、精度は数十μm、数百μmなどで、寸法測定には適しません。 X線CT装置で寸法測定を行う際は、以下の条件を考えることが必要です。  ① X線光源サイズと拡大率    光源の大きさが点光源に近づけば近づくほど、    半影と呼ばれる「像のぼけ」の原因になるものを軽減できます。    光源が幅を持つと、光源の左端から出た光と右端から出た光が測定物の両端を通り、    交差します。そうすると、1箇所を通った光からできた像が幅をもってしまいます。    それが半影です。    また、半影の影響は、拡大率とX線光源サイズに比例します。    光源を測定物に近付ければ近付けるほど、また、光源サイズが大きくなればなるほど、    X線検出パネルに映し出される像はぼけてしまい、寸法測定には適さなくなります。  ② X線光源サイズとVoxel Size    Voxel Sizeとは、Pixel Sizeの三次元版です。分解能です。    光源サイズが、設定したVoxel Sizeより大きいと、半影の影響がでます。    1Voxelよりも光源のサイズが大きいと、光源から出て測定物の端を通り、    X線検出パネルに当たる光は1Voxelよりも大きくなります。    従い、1点を通った光が2Voxel以上にまたがってしまいます。    そうすると、どこが測定物のエッジなのかわからなくなり、像がぼけてしまうのです。 以上が、寸法測定をX線で行う際に考慮しなければならない点です! 半影の影響を少しでも小さくするため、 光源のサイズが小さくなるようX線の出力を調整することが大切です。 今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました! -- H.H ☆TomoScope専門サイトはこちら☆ ●┳┳┳●━━━━ 連 絡 先 ━━━━━━━━━━━━━ ┣╋╋○ エスオーエル株式会社 ( SOL ) ┣╋○ 〒335-0012 埼玉県戸田市中町1-34-1 ┣○ Tel: 048-441-1133 Fax: 048-445-1678 ● Email: sales@sol-j.co.jp Web: http://www.sol-j.co.jp    --デモ測定を承ります-- 詳細は上記Webサイトまで

測定機に関する理論や解析技術の情報発信として、定期的にメールマガジンを無料配信しています。メルマガにご登録頂くと、最新情報やWEB未公開の情報をいち早くお手元にお届けすることができます。

メルマガご登録はこちらから