連載「ベアト三次元測定の世界!」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ センサーの種類と誤差 発行:エスオーエル株式会社 http://www.sol-j.co.jp/ 連載「ベアト三次元測定の世界!」 2012年8月20日号 VOL.015 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 三次元測定機やアプリケーション例などをテーマに、 無料にてメールマガジンとして配信いたします。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ みなさんこんにちは! (( メルマガ登録会員の皆さまは、著者の旅行記的なのをご覧頂けます! )) 今回のメールマガジンのテーマは、「センサーの種類と誤差」です。 三次元測定機の性能において最も大切なことは、誤差への対応です。 Werth社で取り扱っている測定機はマルチセンサー式三次元測定機で、 様々な種類のセンサーを1つの測定機に搭載することが可能です。 非接触の画像処理測定もあれば、接触式のセンサーもあります。 三次元測定機の性能検査をする際に確認すべき点は2点あります。 「プロービング誤差」と「空間誤差」です。 まず1点目は、「プロービング誤差」というものです。 これは、センサーが原因となる誤差です。 基準球の規定された測定ポイントを測定し、 どれだけ誤差があったか調べることでチェックします。 この基準球を使用したチェック方法は、接触式センサーに適用することができます。 接触式センサーのプロービング誤差の原因は、 センサーの軸の曲げ、センサーの先端についた接触球の変形や方向依存性などです。 非接触式センサーでのプロービング誤差のチェック方法も基本的には接触式と同じです。 しかし、カメラによる画像処理センサーの場合は、基準球では都合が悪いので、 ガラス板にクロムで描かれたパターンを読み取って、プロービング誤差をチェックします。 画像処理センサーのプロービング誤差の原因は、 センサーの解像度、レンズ系の倍率などです。 2点目の「空間誤差」ですが、 三次元測定機の軸を動かして、長さを測定した際の誤差です。 測定機が接触式センサーしか持たない場合は、 ステップゲージと呼ばれる階段状の長さ基準を測定してチェックします。 そして、画像処理センサーの場合は、 ブロックゲージではなくグラススケールを使用してチェックします。 Werth社の測定機の場合、非接触の画像処理センサーが標準装備なので、 ドイツ国立標準研究所PTBやその認証機関DKDで認証されたグラススケールを使用し、 出荷検査を行っています。 センサーの種類により、誤差の要因や、 それに伴って生じる誤差のチェック方法が違うのですね。 Werth社の生産ラインでは、これらのテスト項目を一人の検査員が一回だけするのではなく、 二人以上の検査員が何回かテストすることで、 品質に偏りがないように厳しいチェックを行っています。 日本での設置作業では、さらに弊社のエンジニアが同じ手順のテストを現場で実施します。 今月も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 それではまた来月、お会いしましょう! -- H.H ●┳┳┳●━━━━ 連 絡 先 ━━━━━━━━━━━━━ ┣╋╋○ エスオーエル株式会社 ( SOL ) ┣╋○ 〒335-0012 埼玉県戸田市中町1-34-1 ┣○ Tel: 048-441-1133 Fax: 048-445-1678 ● Email: sales@sol-j.co.jp Web: http://www.sol-j.co.jp    --デモ測定を承ります-- 詳細は上記Webサイトまで

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