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X線とシンチレーター

発行:エスオーエル株式会社
http://www.sol-j.co.jp/

連載「ベアト三次元測定の世界!」
2012年7月20日号 VOL.014

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
三次元測定機やアプリケーション例などをテーマに、
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みなさんこんにちは!

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今回のメールマガジンのテーマは、「X線とシンチレーター」です。

弊社の取り扱っているWerth社のX線CT寸法測定機TomoScopeでは、
X線を利用し、物の形状を再現することができます。
レントゲン撮影のような仕組みで、X線を測定物に照射し、
その透過画像から3次元のデータに再構成します。

この原理は当たり前すぎて、みなさん不思議に思われないかもしれませんが、
ここである一つの疑問にぶち当たります。

「X線は、サンプルを透過するのに、
なぜX線を受光するディテクター(パネル)をも透過してしまわないのか?」

X線は、赤外線や可視光線よりも波長が短く、
非常に高いエネルギーを持っているので、
さまざまな物体を通過することが可能です。

X線管球の加速電圧225kVで、樹脂は200mm、
アルミは90mm、スチールやセラミックは25mm程の厚さまで透過できます。

この力を利用し、TomoScopeでは工業製品の寸法測定を行っています。

少し話がそれてしまいました。疑問点に戻ります。
なぜX線は測定物を透過するのに、
その後ディテクターまでをも透過してしまわないのか?

どうしてサンプルのみの像を再現することができるのか?という疑問です。

この理由は、
前述した高いエネルギーをもつX線の光子がディテクターを通過する際に、
シンチレーターがそのエネルギーを受け取り、
受け取ったエネルギーに応じて、低いエネルギーの光を放出するためです。

シンチレーターとは、
放射線により刺激を受けた時に光ることができる蛍光物質です。
これのおかげで、ディテクターにあたったX線の影を、
サンプルの形状として再現することが出来るのです。

なかなか、「X線で寸法測定」と聞くと、
「本当かな?」と思われるお客様もいらっしゃると思います。

それでも、最先端の技術を!と、
導入いただいたお客様もいらっしゃいますので、
ぜひご検討いただければと思います。


今週も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また来月、お会いしましょう!

--
H.H


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