連載「ベアト三次元測定の世界!」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ X線装置のディテクター 発行:エスオーエル株式会社 http://www.sol-j.co.jp/ 連載「ベアト三次元測定の世界!」 2012年6月20日号 VOL.013 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 三次元測定機やアプリケーション例などをテーマに、 無料にてメールマガジンとして配信いたします。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ みなさん、こんにちは! (( メルマガ登録会員の皆さまは、著者の旅行記的なのをご覧頂けます! )) 今回は、X線CT測定機のディテクターについてご紹介します。 X線源から発せられたX線を測定物に照射すると、 測定物を通ったX線が測定物の反対側にあるディテクター(検出器)に当たります。 そうすると、測定物を通って、X線がどのくらい減衰したか、ということがわかります。 それを三次元のデータに再構成します。 その、X線を捉えるディテクターには2つの種類があります。 ラインセンサーとエリアセンサーと呼ばれています。 それぞれの特徴をご紹介します。 ① ラインセンサー X線源から出たライン状のX線が、測定物に当たります。 横長の細いX線です。 このタイプは、ディテクターもとても細い横長のタイプを使用します。 測定物のすべての箇所にX線を当てるためには、 測定物を360度回転させながら、X線源とディテクターも上に動かす必要があります。 X線源とディテクターで両側から測定物を挟み、スキャンするのです。 利点としては、断面の像を、 より平行にディテクターに投影することが可能な点が挙げられます。 しかし、1ラインごとに撮影をしていくので、X線の有効活用はできません。 たとえば1本のX線のラインの幅が20ミクロンで、 測定物の縦方向の長さが20,000ミクロン(20㎝)でしたら、 1000回撮影をしなければなりません。大変時間がかかります。 ② エリアセンサー X線源からコーンビーム状に広がったX線を、測定物全体に一度に照射します。 ディテクターの四隅とX線源を結ぶと、四角錐になります。 ライン式と違い、測定物全体に1度でX線を照射することができますので、 非常に早く全体の像を得ることができます。 そのため、産業用CT装置にはこちらのエリアセンサーが使用されることが多いです。 ただ、ラインセンサーのように、 測定物を通ったX線を平行にディテクターに照射することができない箇所があるので、 端の方はぼやける場合もあります。 この影響は、コーンビームの角度が小さければ小さいほど小さくなります。 TomoScopeでは、こちらのエリアセンサーを使用し、 コーンビームの角度を小さくし、この影響を少なくしています。 今回は、X線CT装置のディテクターについてご紹介しました。 いろいろな技術が結集して、測定が可能になっているんですね! これからも少しずつご紹介していきます。 今週も最後までお読みいただき、ありがとうございました。 それではまた来月、お会いしましょう! -- H.H ☆TomoScope専門サイトはこちら☆ ●┳┳┳●━━━━ 連 絡 先 ━━━━━━━━━━━━━ ┣╋╋○ エスオーエル株式会社 ( SOL ) ┣╋○ 〒335-0012 埼玉県戸田市中町1-34-1 ┣○ Tel: 048-441-1133 Fax: 048-445-1678 ● Email: sales@sol-j.co.jp Web: http://www.sol-j.co.jp    --デモ測定を承ります-- 詳細は上記Webサイトまで

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